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管理栄養士に聞く!うるおい美肌になる食べ物、控えたい食べ物?!

BEAUTY

潤い美肌は食事9割で叶います!

こんにちは 。

食べるカラダデザイナー、管理栄養士の安治ようこです。

日々の肌ケア、とにかくクリームを塗ったり、パックをしたり…で大丈夫?!
ついつい肌の外側からアプローチしがちですが、どんなにいいクリームを使っても、 もとの肌の土台がいい状態でないとせっかくの美容成分や保湿も意味がない?!なんてことも。。。 

実は私も…昔は乾燥肌+唇もカサカサで、常にリップクリームをぬったりしてしっかりケアをしていました。
なのに、それでも?!唇にかさぶたができたりするほど重度の乾燥肌でした。 

しかし、あることから食の知識と出会い、実践し…、今では肌が潤い、モチモチしています!!

10代の時よりも、今より高価でイイと思われるクリームを使っていたときよりも、 正しい肌ケアを実践している今のほうが断然に潤いを実感しています。

今回は、「乾燥肌女子だった私でも、今では乳液いらず!のうるおい肌になれた!そのヒケツ。」をお伝えしますね。 

 

● 食事が9割でうるおい美肌になるのはなぜ?

私たちの肌にはもともと 「潤いを保持する力」「外敵から肌を守ろうとする力」が備わっています。
そう、【もともと備わっているこの力】をしっかり働かせることがまずポイントです!
そのためには肌の下に無数に走る血液・肌細胞の質を高めることが重要です。

【食べもの⇒栄養(肌の材料)⇒血液⇒肌細胞】 

上記のように、皮膚がつくられるのに必要な栄養素は血液にのって細胞まで運ばれます。
食事から摂った栄養が肌細胞が作られるための材料となります。

食べたものでカラダが作られる。
日々の「食事」はうるおい肌を手に入れるためにはとっても大切なことなのです。

●今からでも肌は変えられる?

私たちの細胞は常に作られていて、日々新しいものに生まれ変わっています。
例えば、肌は約28日間で新しいものに生まれ変わると言われているので、今からでも十分に間に合います!

● 肌に潤いを保つためにとりたい食べものとは?

・緑黄色野菜
・・・野菜の中でも色の濃い野菜はビタミン、ミネラルが豊富です。 とくに肌の粘膜を修復する力を持つビタミンAで肌の潤いを閉じ込める効果があります。

海藻・・・ミネラルを多く含む海藻類、肌の粘膜を強くするβ−カロテンも含まれているのでもっちり肌にも効果的です 。


・きのこ
・・・糖質の代謝を促すビタミンB1、肌荒れを防ぐビタミンB2、しみの原因になるメラニン色素を抑える物質、肌をしっとり潤いを保つためのトレハロース、むくみを解消するカリウムなど嬉しい成分が豊富です。

・発酵調味料
・・・「肌は腸のうつし鏡」とも言われるぐらいに腸と肌は密接に繋がっています。 腸内の状態を良くするためにも発酵調味料や発酵食品に含まれる菌が 腸内のバランスを良好に保つ働きがあります。

● うるおい肌になるために、まずは毎日の食習慣!

①毎日1食は、野菜、海藻を食べるように心がける。

肌細胞が新しく作られる過程で野菜や海藻に含まれるビタミン・ミネラルは必須!
さらに腸内を綺麗に掃除するためにも食物繊維も重要です。
まずは1日1食だけでも取り入れてみてください。


※できる人はさらにステップアップ! 野菜を選ぶときは、ビタミン・ミネラル豊富な色の濃い緑黄色野菜をチョイスする。

② 旬の食材を料理に取り入れる。

どんな食べ物も旬のものは栄養価が高く、カラダを変えるエネルギーも強いものです。
例えば、ほうれん草では旬の12月に採れたものに比べ、旬ではない9月に採れたものはビタミンCの含有量に約3~4倍の差があることを示すデータもあります。


野菜は量だけでなく、その栄養素を質よく、効率よく、摂ることも大事です。さらに旬の時期は安価であることも続けやすくおすすめポイントです!

③発酵調味料(味噌・醤油・みりん・酢) は毎日とる。

特に味噌は腸内環境を整え、腸の善玉菌を働きやすくする発酵食品で、手軽に取り入れやすくい万能調味料です。

④ 主食はパンよりもお米を選ぶ。

お米は水分を多く含むので、お米の頻度を増やすだけでも肌の質感が変わってきます。
・ごはん:1膳(150g)の水分量⇒約90g
・食パン:6枚切り1枚(60g)の水分量⇒約23g


※できる人はさらにステップアップ! 白米を胚芽米や7分付き米、雑穀米にチェンジ!これだけで代謝に必要な栄養素がアップします。

● うるおい肌になるために、控えたい食事とは?

気をつけているつもりでも知らず知らずのうちに肌に負担がかかるものをとっていることがあります。
上げたらきりがないですが、その中でも重要なポイント部分をお伝えします!

・精製された砂糖(白砂糖)
・・・カラダの中で砂糖を分解する際にビタミンを消費するので、うるおい肌には欠かせない栄養素が不足がちになってしまいます。  

・精製された小麦
・・・小麦に含まれるグルテンは腸の状態に悪影響を及ぼします。
そして精製された小麦はカラダに必要な栄養が削ぎ落とされているため、 砂糖と同様に注意が必要。食べるのであれば加工度が低いライ麦や全粒粉パンにシフトしてみるところから初めてみて。

・質の悪い油脂
・・・油は細胞膜の重要な成分なのでうるおい美肌を手に入れるためには欠かせないものです。が!反対に質の悪い油脂は、肌の大敵となってしまいます。質の悪い油は、肌やカラダを錆びつかせ、老化を促進し、腸内の状態も悪化させます。まずは難しいことは考えず「酸化した油」の摂取を控えることからはじめてみてください。

油は「質」を重視!酸化していない新鮮な油をとるように意識するだけでもかなりの対策になります。加工油、時間がたった油、などはできる限り控えましょう。

◆上記3点が多く含まれているものを知り、摂取量に注意する。
菓子パン・お菓子・ファストフード・清涼飲料水・コンビニ製品(揚げ物・お惣菜・加工食品)などなど・・・

● 実はすごく簡単!お勧め献立!

「え?そんなもので?!」と思うようなちょっとしたことでOK!

★基本はご飯と具沢山みそ汁でOK!

必要な食事はいたってシンプルです。
細胞がしっかり働けるようにしっかり栄養をイン!してあげましょう♪

白米だと栄養価が低くなるので 新しい肌細胞をつくるためのビタミン・ミネラルが不足します。 なので白米⇒7分つき米or6分つき米・雑穀米を+することが重要です。ご飯と大豆の組み合わせは良質なたんぱく質源!

みそ汁にたっぷり具材を入れることで栄養のある食材をいっきにとれる!


凝った料理ほど調味料を使う量が増えてしまいがちですが、具だくさんみそ汁とご飯の基本のセットでは余計な調味料を使わずなので、添加物をとる頻度も減り◎!

●肌にいい食習慣を続ける秘訣!

いかがでしたか?

「食べたものでカラダが作られる。」

自分の食生活を書き出して記録してみるのもオススメです。

自分で何をとりすぎているか?何が足りないのか?を見直すきっかけになります。
まず今日、この記事を読んだ今からでも、あなたができそうなこと簡単そうなものを一つから始めてみてください。

今回お伝えしたポイントをいきなり全て実践するのではなく、本当に簡単なことからはじめてみる。


1度実践すると、やめてはいけない!と思う方が多いですが、3日坊主になっても、思い出したらまたやり始める。
無理なく続けていくことがなによりも1番大事です!


スタートして間もなくは、お休みがたくさんあっても、続けていくうちに習慣となりますよ。

 

食生活でお肌の内面からアプローチ!
お肌の調子や、お化粧ノリの変化を実感してみてください。

 

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PROFILE

TEXT BY

安治ようこ さん

大阪府 20代。フリー管理栄養士として女性のパーソナル食事サポートをしています。

安治ようこ

大阪府/20代

フリー管理栄養士として女性のパーソナル食事サポートをしています。
食べるだけで愛され素肌になれるダイエットの情報をブログで発信中。
2017年7月に第一子を出産したことで改めて食事の大切さに気づく日々。
新米ママとして、子育ての向合い方、ママでも綺麗でいたい!という思いから美容の気づきや自身の変化も綴っています。

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