NEWS & TOPICS 最新情報NEWS & TOPICS 最新情報

春なのに冷える方は『温活』しましょう。アロマセラピストが解説!

BEAUTY

 

こんにちは。
アロマセラピスト、アロマセラピー講師のmichikoです。

アロマセラピーで、がん患者様の緩和ケアサポートや、高齢者施設における入居者様のQOL(Quality of Life)向上ケアのほか、お家で簡単にできる、家族が笑顔になる『アロマセラピー講座』を開催しています。

 

47年ぶりと言われるほど、記録的な寒さの冬を乗り越え、過ごしやすい季節がやってきました。

外で過ごすのが心地良いこれからの季節、私も大好きな季節ですが、最近ちらほら耳にすることが・・・。
みなさんも、感じることはありませんか?

「暖かくなってきたはずなのに、身体が冷えている・・・」

<春冷え(はるびえ)>とも呼ばれ、近年、女性の間で気になる冷えの症状の1つです。

「暖かくなってきたのにどうして冷えるの?」「快適に対処していく方法はあるの?」
アロマセラピスト目線で、ご紹介させていただきます。

春なのに冷える。春冷えの原因とは

大きな理由として考えられているのがこの3つ。

冬からの生活習慣の変化

冬は、「冷える」「寒い」という意識が強いため、少しでも身体を温めようとします。

服装はもちろん、カイロを使ったり、夜はゆっくりと湯船につかったり、生活そのものが「温める」方向にむいています。暖かくなってきた最近は、いかがですか?

食事内容の変化

日中は、うっすらと汗をかくこの季節。

冬に比べ、口当たり、喉越しのよい「冷たいもの」を美味しく感じ始める季節でもあります。

暑さすら感じる午後、うっかり「冷たいもの」を摂り過ぎると、身体が内部から冷えてしまうことに・・・。

1日の寒暖差が大きい

実際に、感じていらっしゃる方も多いのでは!?

出かける時は肌寒かったのに、日中は暑いくらい、「服の選択を間違えたかな・・・」と思ってしまうことも。そう考え薄着で出かけると、夜はすっかり冷え込んで、寒い思いをしてしまう。

最高気温は20度を超えるのに、最低気温は1桁という日が続くこともあるのが、この季節の特徴です。

寒暖差が大きくなると、身体の調整機能が追いつかず、自律神経が乱れやすくなります。

自律神経が乱れると、血の流れが悪くなり、手足など末端へ、十分な血液が送られにくくなり、血行不良・冷えが起こると言われています。

身体を温めないといけないのはわかっている。。。「でも!!」せっかくのこの季節、冷たい物はもちろん、薄着や素足にパンプスだってはきたい<女心>ですね。

アロマやハーブでできること

そこで、この季節の快適さ、楽しみ方はそのままに!

アロマセラピーやハーブという植物の力を借りて、季節にあった『温活』をしてみましょう!

おすすめのアロマオイル

(アロマオイルというのは俗称で、精油(せいゆ)・エッセンシャルオイルというのが正式名称です。)

この季節、気分にもぴったりで一押しなのが「レモン」や「スイートオレンジ」

「レモン」や「オレンジ」など、柑橘系のオイルには<リモネン>という成分が含まれています。
この<リモネン>、血管を広げ、血流を増やす作用があるため、身体を温めてくれるといわれています。

おすすめの使い方

朝、ディフューザーでお部屋に香らせて、たっぷり吸い込む。

夜、ソルトやオイルに混ぜて、入浴剤として使う。

お手軽なのがこの2つの方法です。

ボディオイルとしての利用もありますが、柑橘系の精油には<光感作作用>といって、「肌に直接塗って、紫外線をあびるとシミの原因に。。。」できれば避けたい作用ですね。

そのため、午前中や日中は香りとして。直接紫外線をあびる心配のない夜は、お肌から取り入れるのがおすすめです。

朝、フレッシュなオレンジを絞って、ジュースとして飲むのもおすすめです。(絞った後、手はしっかり洗ってくださいね。)

 

その他に、日中の冷え対策・外出先でもおすすめなのが、「シナモン」と「レモングラス」
これは、精油ではなくハーブ的に取り入れます。

シナモンの精油は上級者向けなため、「シナモンパウダー」がオススメ。お家に常備されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この「シナモン」実は、毛細血管を修復する作用・身体を温める作用があるといわれて、最近注目を集めています。

朝にトーストで、休憩のコーヒーに、さっと手軽に摂れるので、気軽にお試しください。

ただし、摂り過ぎは注意!内臓に負担をかけてしまうことがあり、1日に小さじ1杯(3g)程度までと覚えておいてください。

「レモングラス」は、ハーブティーとして定着してきた感じがあり、個人的にとっても喜んでいます。

スッキリとした風味から「冷える」イメージのあるレモングラス。実は、<身体を温めるハーブ><身体を冷やすハーブ>両方に分類されます。

暑い地域では特に「冷やす」に分類され、血行促進作用があり、汗をかきやすくなるので、その結果、放熱されて熱が下がるためではないかといわれています。


とはいえ、血行促進作用があるので、手足が冷えやすい末端冷え性の方におすすめのハーブでもあります。(妊娠中の方は念のためにお控えくださいね。)

レモングラスをハーブティーとして、冷たくして飲むのが不安な場合は、温かいものをお飲みください。飲みにくいと感じる方は、身体を冷やしやすいお砂糖より、はちみつなどで甘みをつけるのがおすすめです。

まとめ

どの季節も末端までしっかり血の巡る身体でいたい!アロマやハーブの力を借りて、季節に合った生活スタイルはそのままに、「冷えない」身体を手に入れる、アロマセラピスト的『温活』をお試しくださいね。

 

スポンサーリンク

PROFILE

TEXT BY

Michiko さん

トップブロガー

アメリカにてアロマサロンと教室を開業。現在は大阪にてその人らしい生き方をサポートするアロマ講座を開講中。

Michiko

大阪府 / 40代
2009年渡米、アメリカにて長男出産後、ロサンゼルスにてアロマセラピーを学び直す。一時帰国中に経穴・経絡についても学び、ロサンゼルス郊外の自宅にてサロンと教室を開講。2014年帰国。自宅教室にて心身共に整え、その人らしい生き方をサポートするアロマ講座を開講中、またQOLの向上を目的とした専門ケアを福祉施設などで実施。
  • ブログ
  • Facebook
  • Instagram
close
このページのトップへ