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ソフロロジー式分娩で出産しました②

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※ソフロロジー式分娩で出産しました①は
こちらから!

それでは早速続きにまいりましょう!

嵐をバックミュージックに呼吸に集中していると、どんどん子宮口が開いてきました。
4センチ→6センチ→8センチ→全開
になるのにかかった時間は2,3時間。

8センチになるまで、叫ぶこともなく淡々と進んでいったので助産師さんたち大慌て。
院内PHSで「先生全開です!早く来てください!!」とかみんなが焦ってる声が聞こえる。

そして、静かなお産やねぇ!上手上手!すごいすごい。もう少しで会えるよー!と褒めてくれる声も聞こえる。


とにかく呼吸を止めないことが一番大切

私が心掛けていたことは、

・痛みがきたらまず深呼吸。
その後は、とにかく長ーくいけるところまで息を吐く。その後、短めに吸ってまた長ーく吐く。

・痛みが消えたら体全体を脱力して普通に呼吸。

・おなかの赤ちゃんがスルスルっと降りてくる事をイメージ。フーっと吐くたびに降りてきてることをイメージする。

・赤ちゃんに酸素が行くようにとにかくとにかく息は止めない。
痛くてうまく息を吐けなくなっても、震えながらでもフーっと吐く。

あとは、パニックにならないこと。

痛いことに意識を向けると怖くなってパニックになります。
1人目の出産の時に経験済。パニックになると呼吸が乱れていきんだらダメな時にもいきんでしまいます。
その結果、おまたが裂けて後から大変な目になる(涙)

今回は、全開になるまでは理性を保てたのですが全開になった後は腰が砕けそうになって、パニックになりかけてました。
痛いし、いつまで続くのかわからないし、自分で「ソフロロジー希望」って言ったもののやっぱりいきみたくなるし。

ちょっと汚い話いいですか?
う〇ちが出そうで出そうでトイレに行って便座に座ってるのに出したらあかん状態って言ったらわかりやすいかな。
本当にこんな感じだから!!!

いよいよ子宮口全開!!

パニックになりかけてた時、
「全開ってことは、いきんでいいってことですかー><」
「でも、いきみたくないんだよね?」
「は、はいー(そうだった汗)」
みたいな会話を助産師さんとしてました。

助産師さんの冷静な声にハッとさせられましたw

身体の声と思いが矛盾。

しかし、ここまで頑張ってきたんだから!と自分に言い聞かせて、無理やりいきむことは一切しないように粘りました。
でもやっぱり最後はもう「んーーーーーーーっっ><」みたいないきみを我慢できない状態になり、勝手にいきんでました。いきみを我慢するためのいきみというのか。

その、勝手にいきんでしまう感覚は5回くらいだった気がします。

終盤で破水してから2,3回の陣痛の波の後、ニュルっとした感覚とともに先生と助産師さんが大声で

ハーー!!!
ハー!!!って言いながら力抜いてー!
絶対力入れないでー!!
ハーー!
ハーーーーーー!!!!!
力抜いて!!赤ちゃんしんどくなるから!
そうそう!その調子!

部屋中にみんなのハーー!の掛け声が響き渡っていて、いきみたくなるのを必死に堪えてとにかくみんなの声に合わせてハー!!!っと声出しながら脱力。

そのあとすぐにかわいいかわいい赤ちゃんの泣き声が聞こえて姿が見えました。
赤ちゃんめっちゃ元気に泣いてて、私も泣いた。

お産が終わった・・という達成感と
生まれてきてくれた感動と安心で放心状態。


その後、抱っこさせてもらって、小さくて、でもずっしりとした重みを感じてもうなんとも言えない幸福感でした。本当に幸せな瞬間。


1人目のharuの時は、陣痛中誰にも体を触られたくなくて、主人が腰をさすってくれようとしても「触らんといてーーー!」汗を拭いてくれても「じゃまやからいらん!」と、手を振り払う状態だったんですが、今回はずっと腰をさすってもらったりお尻を押してもらったり、かなり助かりました。

あれが無かったら、痛みのがしは到底無理でした。
だからみんなでお産を乗り切った感満載!感謝。

ちょうど生まれた翌日に主人が東京出張だったのですが、生まれる前、

「出張とかぶったらどうしようか。その日だけは避けたいなー。」

「最悪かぶったら一人で産むし大丈夫やで!」


「え、そんなん嫌やわー!立会いたいし。」


みたいな話をしてたくらい、私ひとりで出来るもん♪的な気持ちだったんですが実際は一人で出産なんてもう考えられません。

私は2回とも立ち会いですが、絶対立ち会ってもらえてよかったと思ってるし、主人もそう思ってくれてます。
デメリットは何も感じません。


===

9月15日に誕生した赤ちゃん〝yusei〟は3240g・52cmの大き目の赤ちゃんでしたが、とっても安産で顔色も良く元気いっぱいで生まれてきてくれました。

出血量も多くなかったので輸血も無し。
会陰切開もしたくないと伝えていたので、しなかったです。
少しだけ裂けてしまったけど、表面を少しだけだったので先生にも「すぐ治ると思うわ!」
言ってもらいながら少しだけ縫ってもらいました。

いやー、やっぱり会陰を縫うのってめっちゃ痛い。陣痛の時はあんなに辛抱強くしてた私も、「痛っ・・いった・・痛い!!」とイタイを連発してました。

ソフロロジーは、無駄にいきまないので体力の消耗が少ないです。
実際、産んで10分後にはトイレに自分の足で歩いて行きましたし、30分後に夕食の時間だったのですが完食しました。助産師さんたちにも「めっちゃ元気やな。すごいな。」と褒めてもらっていました。


ソフロロジーの事をわかりやすい説明してるサイトも沢山あるので、〝ソフロロジー〟で検索してみてください!

私はソフロロジーのこの本を、マネージャーのなおに借りて勉強しました。
「ソフロロジー」なら出産の不安が喜びに変わる フランス発の超・出産法 [ 松永昭 ]

専用のCDもあるそうですが、私はCDは無しでソフロロジーの考え方だけを頭に入れて臨んだだけです。(にわかソフロロジーでも無事出産出来ましたw)


出産が気持ちよく感じるなんて言葉を聞いたことがあるけど、私はそこまでは思えてません。
痛いもんは痛い!

しかし、お産の途中もパニックになりすぎず、赤ちゃんのことを思いながら一緒に頑張ろう!と思いながらお産が出来ました。

叫ぶと赤ちゃんに酸素がいかなくなるので、赤ちゃんが苦しいそうです。
それを避けるためにもママがパニックになることは避けた方がいい。


私にはとても合っていた方法でした。
特に何か必要な道具があるわけではないし、あくまでもイメージトレーニングだけなので、本を読んでる時は
こんなんでいいん?
ほんまにこんなんで何か変わるんかなぁ・・
と半信半疑でしたが、
バッチリ為になりました!!

助産師さんが言ってくれた、海の上にプカーンと浮いてるような感覚ってのは、なかなか難しかったけど必死で妄想してました!
(そもそもかなづちなので海にプカーンと浮かぶ経験がない。妄想でもうきわを使っていましたw)

お産が不安な方にも本当にオススメしたいです。



9月26日が、予定日でした。
今こうやって隣ですやすや気持ちよさそうに寝てる我が子を見ることが出来てることがまだまだ不思議ですが、
夜中の授乳も、すべてが愛おしくてたまりません。子育てさせてもらえることに感謝。
1分1秒を大切に、今を大切に過ごしていきます!

読んでくださった方のお産がステキなものになりますように。

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